遺産の額によって変わる相続税

遺産額の基礎控除額と相続税

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遺産の額と相続税

 

遺産を相続すると、課税される相続税は、2015年から改正され、相続税の対象となる遺産相続が増えます。
現在の相続税と改正後の相続税はどのように変わるのでしょうか?

 

 

現在の相続税

相続税は、累進課税方式という、遺産の額に応じて税率が上がっていく計算方法で算出されるもので、税率は10パーセントから50パーセントまでと定められています。

 

そして、相続税に対して、5,000万円 + 1,000万円 × 法定相続人の数という基礎控除が適用されますので、法定相続人が1人だった場合には,6,000万円、5人だった場合には1億円以下の遺産相続には、相続税がかかりません。

 

従って、相続する人の数が多いほど、控除額が上がっていきます。

 

そして、相続人の数には、相続を放棄した人も含まれますので、多くの場合、相続税は発生せず、国内で遺産相続をする人たちのうちのおよそ5パーセントに当たる人達だけに、相続税が課税されます。

 

ただし、死亡保険金、死亡退職金などのみなし財産のうち、500万円×法定相続人の数を超えた分は、課税対象になります。

 

また、被相続人が亡くなる前の3年間以内に贈与された財産には、贈与を受けた時点での評価額に相当する分の税金から、贈与を受けた時点で支払った贈与税を引いた税額が課せられます。

 

 

2015年に改正された後の相続税

2015年1月1日から、相続税は3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数に改正されます。

 

また、現在は3億円を越した遺産に関する税率は、全て50パーセントでしたが、改正後は1億円以上の遺産の額に対する税率が細分化され、現在1億円から3億円までは全て40パーセントの税率であったものが、1億円から2億円以下は40パーセント、2億円から3億円以下は45パーセント、3億円から6億円以下は50パーセント、6億円を超す遺産には55%の税率に改正されます。