「小さな強制力を持った交流の機会」をつくることを意識しましょう。

相続で家族が心掛けること

MENU

相続に大切なもの

 

来年70歳になるので、そろそろ相続の準備をしておきたい。
息子たちがトラブルにならないようにするには、どんなことに気を付ければ良いのか?

 

相続が絡んでくると、たとえ兄弟同士でもコミュニケーションが不足していれば、誤解や疑心暗鬼になってしまいがちです。
また頻繁に交流があるとしても、相続の話となるとなかなか切り出しにくいことも考えられます。
親の側からすれば、自分の財産が原因でトラブルになることは何としても避けたいはずです。
ここでは、相続でもめないよう、家族みんなが心掛けておくこととは何かをお話します。

 

積極的に家族が集まる機会をつくる。

お盆や正月に実家へ帰省する方は多いと思います。
しかし、共働きによる仕事の都合などで、家族が同時期に集まることができなかったりすると、その行動が常態化して何年も顔を合わせなくなってしまい、不幸にもコミュニケーション不足がスタートしてしまいます。
そうならないためには、「小さな強制力を持った交流の機会」をつくることを意識しましょう。
例えば、親・孫の誕生パーティや、緑寿(66歳)・古希(70歳)・喜寿(77歳)などのお祝いを実家で開催するなど、とにかく家族が顔を合わせる機会を積極的につくることで、コミュニケーションを維持していくのです。

 

親の側から家族会議の場を設ける。

お祝いの席が開いた後で、それが、会議の始まりの合図と分かるように、集まってくれたことに対する感謝と、兄弟が仲良くあって欲しいという気持ちを伝えます。
そして、介護、葬儀、お墓などについて、「どうしたいか」「どうして欲しいのか」を話すのです。
さらに、「自分が健在なうちに伝えておく」と、財産(不動産、預貯金など)の内訳や保管場所を教えるのです。
ここまでの話を早い時期に済ませておきます。
問題はそれ以降の話になるのですが、財産の分け方をみんなで話し合うのです。
すべてをその場で話すのか、機会を分けて話すのか、これはその場の雰囲気にもよりますので、慎重に判断した上で、話すようにしましょう。

 

家族会議の前に準備しておくこと。

何も準備しないまま、家族会議を行っても混乱を招くことになり兼ねません。
そのため、前もって「エンディングノート」を書いて置くと良いでしょう。
エンディングノートとは、自分に万が一の事が起きた時に備えて、家族に対するメッセージや、希望する葬儀の方法、財産の管理、親族の家計図など、残しておきたい内容を、自分が健在なうちに書き置くものです。
残された家族が不安になったり、混乱しないためにもエンディングノートを残してことは望ましいと言えるでしょう。

 

恐ろしい親族間でのトラブルとは!?